水槽リセットに合わせて、その他の付属品にも手を加える。
かつては砂糖水とイースト菌を使い、ペットボトル2本で発酵式co2 発生装置を自作していたが、とにかく定期的に砂糖とイースト菌を入れ替える必要があり、また水槽周りの見た目的にもあんまりな感じであった。
さらに常に水槽内にダダ漏れのため、二酸化炭素炭素の無駄が多く、ひいては温暖化の原因にもなっている。
そのため罪悪感からか、自分は呼吸をなるべくしないよう頑張っていた。
また当時は逆流弁を付けずに装着し、化学反応で精製されたペットボトル内のアルコール水が水槽内に軽く流入してしまったこともあった。あの時はお魚さん達、酔っ払っただろうな…。
それもあって二酸化炭素添加を辞めてしまっていたのだが、今回の水槽リセットに合わせ、金にものを言わせる作戦に出た。
これだ。
アクアジャパンの化学反応式co2 発生装置、
PRO-D 701‼️
プロと言うのだから、第一に信頼できる。
バックボードのアク抜きの際、二酸化炭素充満法を試みたが、同じ化学反応で発生させる仕組みである。
参照:90センチ水槽 バックボードの製作 その6 - ものぐさ次郎のDIYと熱帯魚
PRO-D601と701があるのだが、701は2倍のクエン酸と重曹を入れることが出来、つまり同条件では2倍の期間入れ替えが不要となるのだ。
これはものぐさにはぴったりだ。
601よりやや値段は高くなるが、ここは金にものを言わせた。
小型ボンベによる対応も検討したが、イニシャルコストよりランディングコストの節約に重きを置いた。
PRO-D701、名称が長いので、これからは「701」と呼ばせてもらう。
ソイルとは違い、大磯砂には栄養素がないため、大磯砂のしたにはテトラのイニシャルスティックとクリプトを埋め込んだ。ロタラは特に肥料喰いとのことなので、後景部分に手厚く入れた。
イニシャルスティックはジワジワと、クリプトは即栄養素が溶け出す。
すると多分コケの猛威が凄くなるであろう。
するとエビちゃんの活躍が必要になる。
前景草として抜擢されたオーストラリアンノチドメはヤマトヌマエビの食害にあいやすいとのことなので、ミナミヌマエビに活躍してもらう予定。
以前もミナミヌマエビを飼っていたが、フィルターの吸水口から吸い込まれ、フィルター内部で生息してた。
これを防ぐため、吸水口にも手を加える。
これは吸われる。
で買ってきたのはコレ。
メイドイン「セリア」。
程よく網目が荒いので、エビは吸い込まれず、吸水力にも影響しないであろうと期待する。
こうして吸水部分に合わせてカット。
こうなる。
どうだろうか?
ただ、前飼っていたミナミヌマエビはかつては数百匹単位まで増えたのだが、ドンドン数が減り、最後には1匹もいなくなった。
そして誰もいなくなった、である。
数百匹が消える。これは事件である。
犯人はラミーノーズだと睨んでいる。
また照明の点灯時間帯も変える。
これまでは朝5時くらいから正午前までだったが、かみさんが夜更かしして部屋の灯りがついており、消灯後も部屋のライトに照らされてコケの原因になる。
しかも照明を灯して水槽が映えるのはやはり日没後。なので、リセットを機に午後6時から午前2時までと、これまでと昼夜を逆転することにした。
仕事から帰って水槽が綺麗に照らされてたほうが癒されるしね。
それと夜間もリビングの水槽ライトが点いていることで防犯にもなる。飼ってる犬には睡眠の妨げになるかもしれないが。
このリセット、水槽にいた生体を一旦避難、翌日リセットされた水槽内に戻し、しかも昼夜逆転させる。
いくら精鋭達と言えど、この環境変化は辛いであろう。すまん、魚ちゃん。
タイマーを使い、水槽ライトと701を同時に起動させ、光合成を促す。
消灯時はエアレーションで酸欠を防ぐ方法を取る人もいるそうだが、フィルターの排水を水面より若干高くしており、酸素は空気中から水中内に取り込まれるものと期待し、その方法は取らない。
というか、ものぐさなのでタイマー2つも用意したくない。
お魚ちゃん達が息苦しそうだったら考えることにした。
次ではリセット後の初めての点灯式を記したい。
大磯砂レイアウト(リセット) その4 - ものぐさ次郎のDIYと熱帯魚