例年、10月のかみさんの誕生日には松茸を振る舞うことに決めている。
昨年は大凶作で、松茸を手に入れることが出来ず、代わりに国産牛を炭火で焼いて食したっけな…。
今年は松茸の生育がやや遅れていたというが、ここに来て回復しているらしい。
毎年、宮古市の道の駅「やまびこ館」で松茸を買う。ここは自宅から車で約1時間の場所。
さてどうか。
着いた。
めっちゃあった。
サイズや本数が異なるパックがパッと見、30くらい陳列されていた。
5本で3,000円のこちらを購入した。
さて、例年は炭火で焼いて食していたが、今年はレパートリーを増やし、複数の料理で松茸を楽しみたい。
今回は、
・松茸炭火焼き
・土瓶蒸し風(土瓶がない)
・松茸ご飯
にチャレンジすることにした。
まずは松茸ご飯。
ハンゴウで炊きます。
米を研ぎ、1時間水に浸す。
調味料も考慮し、規定量より気持ち水は少なめとする。
出汁、醤油、酒、みりんを投入。
目分量であるが、この組み合わせだと松茸が無くても大概上手くいく黄金比率だ。
松茸さんは石垣を切り、包丁で切れ目を入れて手で割いて入れた。
ソトのレギュレーターストーブが大活躍。
火を止め、蒸らしに入る。
あとは待つだけ(松茸)
米を蒸らしている間に土瓶蒸し風に取り掛かる。
こちらも似たようなスープだが、鶏肉を入れて旨味を出す。
松茸以外にも焼き鳥、ホルモン、ウナギ、シシャモを焼くため、炭を起こし、網に具材の入ったシーガルの器を乗っけて、しばし煮た。
あとは待つダケ(松茸)
そして王道の松茸焼き。
じっくり焼いて
あとは松茸
蒸らしの終えた松茸ご飯をいただく。
間違いようのない旨さ。
土瓶蒸し風、松茸炭火焼きも、
間違いようのない旨さ。
かみさんも大満足といった感じで、私も大満足だ。
冷え込んできた秋の夜長を肌で感じつつ、気の滅入る冬の足音が聞こえてくるようだ。
雪降ったら雪掻き嫌だな…。