例えば、コナンのアニメ。
先週観てないし、来週観ないかもしれない。だが今週はタイミングが合うので観る。
するとタイトルが「◯◯◯怪事件〜中編」だったりする。
初顔合わせで、いきなり中編って!
軽い気持ちで観る番組を、前編とか後編とか制作者側の都合で分けないで欲しい。
ところで、エブリィは後部座席を倒した時に一見するとフルフラットになるが、実際には高低差があり、荷室の床は凸凹ゴツゴツしてて座るとケツや膝が痛くなる。
そんなに車中泊するか、って話であるがこちらをフラットに改善するのだ。
これは割と大掛かりで長編になりそうだ。
なのでこの記事は「床フラット計画〜前編」とする。
写真でいうと、前方の後部座席を収納したヘッドレストあたりが高く、荷台の中央が低く、一番手前がまた高くなっている。
床をフラットにするのに、多くの方がワンバイ材等の木材を使って基礎を作り、その上にコンパネを敷いている。
私も当初は木材利用を検討してきたが、木材って重い。
ただですら燃費の悪いエブリィ。
極力軽量化を図りたい。
そこで注目したのがアルミフレーム。
SUSという会社のG-FUNシリーズ。
この会社は凄いぞ。
G-FUNは専用のコネクタを使い、様々な形のデザインを素人でも自力で作れる。
種類が豊富なコネクタ類。ヤザキのイレクターパイプのジョイントより高価なのがタマタマに傷であるが、強度は申し分なし。
長男には「将来は発想が豊かなこういう会社に入りなさい」とアドバイスしたが、そもそも趣味で遊んでいる父親の勧め、長男の心に響くわけがない。
ゲーム「フォートナイト」をしに二階へ上がってしまった。
階段を上がる息子を追いかけ、
「待ちなさい、長男。お父さんが若い頃はなぁ、フォートナイトなんかよりトゥナイト2というそれはそれはエロい番組があって…」
しかし長男は行ってしまった。
アルミだと切断や溶接が面倒そうとも思ったが、調べてみるとミリ単位未満での注文可能、アルミ同士の接続も六角レンチ一つ。
しかも軽くて錆びない。
これは最強だ。
いつかはルーフラックを自作する計画だが、その際にもこれは使える。
近隣のホームセンターではホーマックで取り扱っている。
今回、材料の殆どはネットで購入するが、ちょいと足りなくなった時はホーマックに行けば購入可能だ。
荷台のサイズを測り、スーパー設計図を書く。
七級建築士の腕が鳴るぜ‼️
ふう、設計完了!(これでー⁉️)
SUS専用のCADソフトがあり、最初はパソコンで設計しようとしたが、もともと人生現物合わせの性格、CADなんてハイカラな代物を使えこなせる訳もなく、最後は手書きになる。
手書きの悪いところは、いくつも設計パターンを描いていると、どれが最新版の設計図かわからなくなることだ。
この辺が素人と言える。
ただ阿呆とも言える。
エブリィの後部座席を倒した状態、立てた状態、片方のみ立てた状態、いずれのパターンでもフラットに出来るよう床も分割式としたい。
実際に座席を複数パターン化するかと言ったら疑問であるが、好きにさせてくれ。
で、SUSから商品が届いた。
今回購入したのはこちら。
6,183円!
限られた小遣いの中でのやりくり。
3ヶ月は散髪行くのをやめようと思う…。
さらには基礎の脚となるアルミ、アジャスター、コンパネ、フローリングシートなど足りないものはホーマックで揃えることとする。
合計で万はいくな。
半年間は散髪せずにロン毛にしよう…。
チョベリガンブロン。
フレームは1,250ミリ×1本、1,120×1本、866ミリ×3本を注文。計算通りであれば、荷台にキッチリモッコリ収まり、且つ、コンパネの規格である910ミリとフレームがピッタリモッコリ行くはず。
ある土曜日、今日こそは渓流釣りと思ったが、あいにくの雨予報。
しかもちょっとでない。
降水確率100%
ひどい、ひどすぎる。
あぁ神よ。あぁ亀よ。
なので雨が降る前にG-FUNを組み立て始める。
現物はこれだ。
高さはこれからだが、イメージはこんな感じ。
取り付け位置に印を付けて、六角レンチ1つでサクサクと。
すばらー(しい)。
さてフレームの幅はコンパネ規格の910ミリとなっているか?
すばらー。
そりゃそうだ。
コネクターの厚みを考え、電卓を駆使し、足し算と引き算をふんだんに用いて計算したからね。
小さい頃に公文式に通わせてくれた両親に感謝したい。
文系に進んだけどね。