この回は、非喫煙者は興味のない話だと思います。
コロナ禍で「喫煙者の重篤率」がクローズアップされた。
私はIQOSを愛用していたのであるが、コロナが蔓延するなか、かみさんに一時的にIQOSを隠されてしまった。
↑かみさんにIQOSを隠された話。
なんとか隠し場所を発見し、またチョイチョイ吸っていたのだが、10月よりタバコ税が増税。
体にも家計にも悪影響なので、断煙しようと思い付いた。
手段として、最近流行りの電子タバコで断煙だ。
コンビニで手軽に買える「my blu マイブルー」を購入した。
マイブルーはイギリス発の大手タバコメーカー「インペリアル・タバコ・ジャパン」の商品。
電子タバコというものの、ニコチンもタールも含まない、ただの風味だ。タバコではない。
開発元に言わせると「吸う飴」とか。
スターターキットで2,750円だった。
メンソールのフレーバーが一つ付く。
マイブルーに関するレビューを見ると、「液漏れ」に関する不評が目立ったが、例に漏れず、買ったフレーバーポッドは液漏れした。
例に漏れず、液漏れだ。
買って早々液漏れだ。
つまり早漏だ。
早速本体を充電し、早漏フレーバーポッドを拭き拭きし、セットして吸ってみる。
煙はIQOSよりかは出る。
煙が多いので吸ってる感は満載だ。
タバコ時代もIQOS時代もずっとメンソールを吸ってきたので、マイブルーもメンソールなら抵抗ないかと思ったが…。
実際の吸いごたえは…うーん…パンチというか喉へのキックが弱い。
というか弱すぎる。
10ミリのタバコから、いきなり1ミリに変えたようなスカスカ感。
3本くらい纏めて吸いたくなるような物足りなさ。
タバコやIQOSの喉へのキックはニコチンの効果であり、マイブルーはタールもニコチンもゼロのため仕方ないのか。
マイブルーを試した直後に、IQOSを連続して吸ってしまった…。
嗚呼、意思ヨワ…。
マイブルーを購入して1時間しか経ってないのに、これだ。
翌朝、出勤前にコンビニへ。
さらにメンソールの強い「ストロングメンソール」を購入してみた。
吸ってみると、ただのメンソールよりも喉へのキックは幾分強い。
あとは吸い方だとわかってきた。
タバコやIQOSなどのように、一旦口内に煙を含んでから肺に入れる吸い方だと、マイブルーでは弱く感じる。
そのため、吸った煙を直接肺に入れるような感じで吸うとパンチ力は補える。
また深呼吸する様にゆっくりと長めに吸い込むとさらに良かった。
ニコチン切れの症状をマイブルーを吸うという行為で騙せるか、これからが正念場だ。
マイブルーに移行出来るということは、ニコチン依存というより「吸うことへの習慣」だったことになる。これからが少年隊だ。
さてマイブルーに切り替えて2日。
この間、IQOSを吸ったのは4本。
やはりニコチンを欲するのか、たまーに吸いたくはなるものの、マイブルーでも我慢出来る経過だ。
よく禁断症状に見られる、
・落ち着かない
・眠気が凄い
・夢にタバコが出てくる
なんてことはないようだ。
パフ(吸える回数)でランニングコストを比較すると、マイブルーの方がお得だとレビューされているが、実際には物足りなさを補うために吸引を強めにするからか、フレーバーの無くなり方はやや早いように思える。
フレーバーの価格を考えるに、タバコが含まれていない(タバコ税が課されていない)のに値段としては高いと思う。
また現在11種類のフレーバーを用意しているようだが、個人的にはもっともっとパンチのあるリキッドを開発してもらいたい。
この点はメーカーに再考してもらいたい(俺、なに様だ)。
さてマイブルーに切り替えて3日目。
自分へのご褒美として朝と晩に1本ずつ吸ってきたIQOSメンソールのストックが遂になくなった。
タバコからIQOSに替えた当時、「タバコより味はずっと劣るが、健康のため仕方なし」と思ったものだが、マイブルーに切り替えてからIQOS吸うとめっちゃIQOS美味かった。
ありがとう、二代目IQOS!
蓋が壊れてるし、傷だらけの天使だ。
完全断煙となる3日目であったが、禁断症状なし。
なんだかイケる気がしてきた。
そして断煙して1週間経過。
マイブルーによる断煙は続けられている。
フレーバーの減りはIQOSの時と値段的には同じくらいか。なので現在のところは費用的にはあまりメリットは感じられない。
これでパフの頻度が落ちてくればいいのだが。
肝心の禁断症状は未だない。
断煙後、2週間経過。
凄い。ニコチンの欲しさは全く感じない。
マイブルーのストロングメンソールは、当初は弱いと思っていたが、吸っているうちに慣れてきた。
喉にも来るし、IQOSの代替品として十分に機能している。
またフレーバーの減りにも変化が。
お口の寂しさが収まって来たのか、フレーバーの購入頻度が落ちて来ている。
つまり、そんなにスパスパ吸っていないということだ。
普段は朝、晩のみ。勤務時間帯は吸っていない。
さて、マイブルーのほかに禁煙補助グッズで試したいものがあった。
これだ。
ニコレスだ。
タバコ葉の代わりに茶葉を使用。
ニコチンを発生させない。IQOS等の加熱式タバコに装着させて使う。
レビューでは喉へのキックは申し分ない、とか…。
早速試してみる。
ドキドキ、ワクワク…。
吸ぅぅぅー(吸う音)。
プゥーーー(吐く音)。
確かに喉へのキックがあり、電子タバコより吸っている感が強いのだが
うん、不味い
(個人的感想です)
茶葉の匂いというか、IQOS特有のトウモロコシ臭をもっと臭くしてキツくした感じ。
418円損した。
買ってしまったものは仕方ないので、しかめっ面をしながら買った一箱は完吸することとした。
よって、またマイブルーに戻った。
マイブルーで3週間経過。
全く禁欲症状はない。
ほぼ1ヶ月。マイブルーでの断煙は継続されている。
味にも慣れたし、吸い方で満足度もアップした。
ただ一つ、コスパの悪さがアレだ。
フレーバーポッドは使い捨てなので、勿体ない。
ま、使い捨てという簡便さがマイブルーの利点なのであろうが、一方でコスト面で欠点と言える。
フレーバーポッドを再利用している先人方がいるので、私も後で試していきたい。