投網って奥が深い。
円錐型になった網。
これを投げて着水時に最大径の円を広げなければならない。
ぶっつけ本番は危険なので、近所の公園で投網練習。
犬の散歩をするおっさん。子供を遊ばす親御さんが白い目をチラチラとこちらに向ける。
仕方あるまい、公園で投網を投げる光景は異様であろう。
YouTubeを見よう見真似し、ここまで上手く投げることが出来た。見辛いと思うが、綺麗な大きな円が広がった。
なんというかね、ワタクシ、器用な一面がある。
たとえば体操だったり、ラグビーだったり、初見である程度出来る。
なので、YouTubeなんかで動画を参考とするうち、映像を繰り返し見ることで、割とサクッと平均点まで行くことが出来る。
残念なのは平均まで直ぐ行くのに、そこから飛び出さないことだ。
徐々に練習に励む周りに追い抜かれ、結果的には平均以下となる。
昔からそうだ。
さて、月が変わって2022年8月1日。
深夜、土砂降りな外。
どうせ川は濁流かと、9:30に起床する。
ところが予報をよく見ると秋田県は曇り。
昨晩天気予報見た時は雨だったじゃんか…
急いで秋田へ向かう。
ここ岩手は雨降りだ。
1時間強車を走らす。
晴れとるやないか
なんだったんだ、昨夜の天気予報は。
ちなみにカミさんには報告せず黙って独りで秋田県向かった。
ゆっくり起床したであろうカミさんから、走行中にLINEが入る。
「恨む」とだけあった
やべぇ、リアル呪怨だ
こちらで遊漁券を購入。
わからんよ、ここで良いのかはわからん。
岩見川に着いた。
何せ鮎釣りをしたことないし、初見の川だ。
この時期鮎が居付くポイントだってわからん。
公園で練習した成果を見せる時だ。
獲れました
5キロ超ある投網。
序盤は練習の甲斐あって、割と丸く広がった網。
しかし回数と重ね時間が経過してくるに連れ、体力は逓減していく。
そうだな…大体20投程で握力はなくなり、歩くのもフラフラとなった。
投網の円は不恰好な楕円形が多くなった。
結果、およそ3時間ほどで3匹。
うち1匹は気付いたらスカリからするりと逃げていた。
なので2匹をお持ち帰り❤️
川を渡る蛇。
ところで一回の釣行でところどころ網が破けた。
恐らく、扱い方が悪いのだね。
獲った鮎はヤゲンとともに炭焼きへ。
秋口になればもっと大きな鮎が獲れることでしょう。