チキショー💢
キチショーー💢💢
もうヤダー、雪。
この憎き雪に対峙する、コンニャロー。
名付けて
墨汁作戦「黒く塗れ」
雪がなかなか溶けないのは白いからだ。
日光を反射してしまうのだ。
だったら黒くすれば良いハズだ。
ダイソーで墨汁と霧吹きを購入。
霧吹きに水を満タンにし、墨汁を数滴入れる。
黒い水を雪に吹き付けるのだ。
昔の人は籾殻や黒土などを撒いていたらしい。
先人の知恵だ。
実験しまーす。
家の間口の前面道路。
次男をフル活用する。
風向きを考慮しないと、自爆する。
フフフフ。
白いキャンパスに一本道。
目立つな。
家の西側。
ここは除雪車が許可もなく我が家の壁に押しつけてくれる。
こうよ。
この「黒く塗れ」作戦の弱点は、この上に雪が降ると効果が無くなってしまうことである。
晴れの日が続いてくれることを期待するが、降ったら同じ箇所に噴射してみよう。
実験初日の夕方、同じ箇所を見たら、やや黒が薄い気がした。追加で噴射。
やりすぎ??
歩行者や通行する車が崖だと勘違いしなきゃいいが…。
翌日。
日中の最高気温が△1℃の真冬日。
でも天気は良い。様子を見てみる。
ん?
溶けてるー。黒いところだけ水溜りが出来てるー!効果テキメンだ‼️
2日目以降も相変わらず真冬日が続くものの、雪は降らず晴れの日が多い。条件は良い。
しかし朝夜明け前に出勤、帰宅も日没後のため、経過を明るい状態で記録出来ないのが悔やまれる。
お分かりいただけるか?
コレは作戦後、丸2日目あたりか。
黒い一本道が、周りよりも一段低くなっている。つまり周りより溶けている。
黒いからとの錯覚にも見えるが、歩いてみると確実に溶けている。
雪は大して降らないものの、溶けて墨汁が流れたり車が通って周りから雪が被せられるため、黒い一本道が薄くなる。
このため、その後2〜3回墨汁を噴射した。
明らかな欠点が見つかった。
この霧吹き手法…
腱鞘炎へまっしぐら
たかだか5㎡を黒くするのに、平気で100プッシュ必要だ。
雪掻きの苦労を楽しようとコレをやっているのに、プッシュで腱鞘炎になったら阿呆だ。
効率化のため、あとでジョウロを買うことにした。何故初めからそうしなかったのか…。
さてさて、実験開始からちょうど一週間後の週末。
実験結果を見てみましょう。
ハーイ!
ハーイ!
ハーイ!
見事に黒いところだけ溶けてる!
成功だな。
実はこの日の朝、墨汁をさらに上から噴射していると、近所の見たことはあるけどまともに話したことのない老人が、私の行動をみて話しかけてきた。
老人「ナニやってんの?」
私「黒くした方が雪が溶けるか、実験してるんです」
すると老人は
老人「なるほどなるほど。そりゃ溶けるな」
とお墨付きを貰った。
墨汁だけに。