さぁ自作ミノーがどの程度使えるかをチェックしなければ。
5月17日、西和賀町へ向かう。
雨よ激しく降らないでくれ、アーメン。
「沢内村」
合併により西和賀町となったが、「沢内村」の方が私にはシックリモッコリくる。
中学生くらいから渓流釣りをし始め、実家から1時間程度で行ける沢内村にはよく行った。
そして歳月は30年近く過ぎて、やっぱり沢内村へ。やっていることは変わらない。
住む場所は学生時代から変わったが、今の自宅からも1時間程度の地。
自然も変わらない。
強いて言えば、県外からも含めて釣り人が増えた。聖地なので仕方ない。
小学校の頃は教科書に載っていたくらい、旧沢内村は豪雪で有名。
地元には老人宅の雪下ろしをボランティアで行う「スノーバスターズ」なる組織もあるくらいだ。
下宿しながら同じ高校に通う同村出身者が数名いたが、みんないい人だった。
だが今はそんなこと関係ない。
着いた。
GW明け。
沢内は入渓しやすい沢が多い。
また連休で連日人が入ってだろうし、荒れてるだろう。
さて自作のミノー、今日は既製品は使わない。
釣り上がる。
何度かチェイスがあった。
期待出来る。
でもヒットしない。
場荒れしているので、枝の覆いかぶさった下など、先人があまり攻めなかったポイントを攻める。
だからしょっちゅうそこらに引っかかる。
でも頑張って作ったミノー。
意地でもロストさせない。
釣り上がり2時間近く。
ここで遂にキタ。
キター!
ヤマメちゃん。
4時間くらいで沢を変える。
今度はイワナだ。
その後もおチビさんがポツポツと。
ミノー成功!
38ミリ、44ミリどちらも釣れた。
既製品と比べると、やや浮き上がり易いのと、片方に曲がるクセがあるが、ひとつひとつのクセを意識して流せば全然使える。
しかもフックはテールのみのシングルフック。
これでもしっかり釣れますね。
あと5個を作成中。
これで既製品を今後買うことはあるまい。
しかしジブリの世界だ。
自然の偉大さと人間のちっぽけさを肌で感じる。
のどかだ。
なんの代償か知らないが
穂先が折れた。
この竿、折れるのは2度目だ。
もともと5.45フィートの源流向けの短い竿。
ドンドン短くなってしまう…。
因みに翌日は仕事。
すげー筋肉痛だった。