ナツナツナツナツココナッツ♪
この歌詞の考えたチャゲすごい。
いきなりココナッツ持ってくるもん。
梅雨が明ければ次は夏が来る。
最近の子供は軟弱。
ゲームばっかやって、動画ばっか見てる。
子供達の身体を強制的に動かすべく、今年の夏は網で魚を捕まえに行こうと思う。
昔は川に潜って泳ぎ、また網で魚達を獲ったものだ。
お前達もそうしろ。
そこで夏に備え、叉手網(サデアミ)をDIYする。
またまた先人方のお知恵を拝借しながら進める。
叉手網とはDの形をした魚をガサゴソ捕まえる網のことだ。
この行為を通常「ガサガサ」という。
長男に「近いうちに一緒に叉手網を作って魚を獲りに行こう」と話したら、めっちゃノリノリ淡谷のり子だった。
長男「いつ作るの⁉️今日行こうよ!」
効果はテキメンだ。
DIY当日、これから道具を仕込むぞ、と意気込んだ途端、長男は「ゴメン」と言って友達と遊びに行ってしまった。
あれ??あの勢いは?
淡谷のり子は?
仕方がないので一人で作ることにする。
まず必要なものは塩ビパイプ。
昔、90センチ水槽にスポットライトを照らすため、塩ビパイプを組み合わせて基礎にしてた。
今は照らしてないのでこの塩ビパイプを活用する。
130センチくらいあったので、100センチにカットし、L字のジョイントも余ってたのを4つ活用する。ここまで0円だ。
で、足りない材料を買いにいく。
プロデュース バイ ホーマック
デン!
2メーターの塩ビパイプを2本、防鳥ネットで320センチを2セット、結束バンド バイ ダイソーサイコー。
2,000円もかかってしまったが、特定給付金が後で入るので私は強気だ。
塩ビパイプ用の接着剤は、以前の長男が直ぐに飽きたなんちゃってミラクルテニスを作った時に買ったものだ。
言い忘れたが、用水路は長男と私の二人で挟み撃ちにするため、叉手網は2つDIYする。
「用水路で挟み撃ち」
およそ41歳の中年男性に相応しくないキーワードだ。
中年のオッさんが汗水垂らして用水路でガサガサしている姿を側から見たら、世の民はドン引きであろう。
まず、100センチの塩ビパイプの両端にL字のジョイントを接着剤で取り付け、2メーターの塩ビパイプを弓のようはめ込む。
こうだ。
Dの外周は3メートルだ。
二つ作る。
ここで登場、切り売りの防鳥ネット。
縫い合わせで重なる部分を考慮し、320センチだ。幅は既製サイズの100センチ。
長方形の上辺と底辺を結束バンドで縫い付け、
円状にする。
およそウエスト300センチの筒状、ガリバーのハラマキといったところか。
まてよ、
ガリバーはデカくなったのか、それともガリバーの大きさは変わらず、周りが小人なだけか?
そんなことはどーでもよい。
筒状の網を結束バンドでDに取り付けていく。
…ここで問題発生。
結束バンドが短い!
どうしてこうもおバカなんだろう…。
そもそもサイズ以前に結束バンドの数が足りず、また買い足すことになった。
結果、2,500円。
2つ作ったので、ひとつ1,250円。
まずまずの安さだ。
で、狂ったようにnow、でなくて縫う。
やっとこさ一つ完成。
挟み撃ちするためには2つ必要。
2つ目は丁寧にいく。
結局、丁寧なのは最初だけだった。
でも手際は良くなった。
サクサク縫う。
こんな私の姿を見て、
かみさんが「漁師?」
最高の褒め言葉だ。
でけた。
これで挟め撃てる。
「今日一日」で言えば、結束バンドを使った人の世界ランキングのトップ5には入っていると思う。
さーて、いつどこで挟み込んでやろうか…ガサガサはいつかまた記したい。
そしてガサガサの結果はこちら👇