隠すことは何もないが、実は9月に入って一度、葛丸川渓流に3時間一本勝負に挑んだ。
6月に長男が他校のテニスコートで練習試合をする際、送り迎えの間に、テニスコートから最寄りの(とは言っても30分以上かかる)葛丸川渓流で3時間勝負に臨んだ過去がある。
↑と同じシチュエーションが9月6日に巡ってきたのだ。
ナイス、長男。ナイス、練習試合。
前回は短時間でもよく釣れたが、今回は如何に⁉️
はい、結果この1匹という悲劇。
隠したくもなるこの惨劇。
小さすぎてピントが合ってくれない。
ミノーより魚が小さい、ある意味難易度高い。
「短小」…惨めになる響きだ。
腕が悪いのであろう、解禁とともにアングラーが入渓を重ね、スレッスレのスレコローマンスタイルになったお魚ちゃんを私には釣り上げることが出来なかった。
チェイスするのはせいぜい5〜10センチ程度の雑魚(ウグイの稚魚)。
ヤマメかと思われる2度のアタリがあったが、喰いが渋いのかフッキングには至らず(サイズも小さかったと思う)。
精進せねば。
この記憶で今シーズンの渓流釣りを締めくくるのはあまりに不甲斐ないことから、安定の西和賀町でリベンジすることにした。
9月14日(月)休暇が取れたのでイク。
天気予報は「前日の夜から当日朝9時頃まで強い雨」というなかなかの環境で挑戦する。
このところ雨不足だったので丁度よい、降りたまえ。
朝6時前に現場に到着。
雨が酷い。画像だとわかりにくいが結構ヤバめ。
相性の良い七内川で釣り始める。
水量は今のところ耐えうる増水量だし、水澄んでいる。
長男から借りたカッパを羽織ってゴー。
しかし。
開始10分で増水、濁りも出てきた。
生命の危険を感じたので七内川は諦めることに。
仕方ないので沢を変える。
本内川へ初めて向かうことにした。
向かう途中、雨は本降りになったり、霧雨になったり安定しないが、先ほどの七内川付近の天気よりかはマシである。
30分近くかけて、ようやく真昼岳登山口に到着。
車を停車させ、本内川まで歩く。
川まではわずか5分程度。
さて、川の具合は如何に⁉️
激流。
…終わった。
しかも短時間で10箇所以上、蚊に刺された。
雨だからと油断して、ハッカ油防虫スプレーをしなかったのだ。
諦めて帰路につく。
途中、数本の沢を覗き見たものの、朝一の様子からは一転、増水したコーヒー色が狂ったように暴れていた。
うーむこれで今シーズンは終わりか…無念。
蚊に刺された顔や腕をポリポリを搔きながら、やり切れなさを噛み締めるのであった。