ものぐさ次郎のDIYと熱帯魚

DIYと熱帯魚飼育と諸々の…

モーラナイフを手に入れる

最近やたらとキャンプやアウトドアがメディアに取り上げられるなど、人気を博している。

コロナ禍で見つけた楽しみなのであろうか、はたまた都会の雑音からリフレッシュしたい心情を映し出しているのであろうか…。

私はそういうのには全く感化されませんよ。

 

 

 

 

全く感化されませんけど、しかし

 

 

 

この度ナイフを新調しました

 

 

 

いやいや、全然感化されてませんけど。

 

 

スェーデンの伝統あるナイフ「モーラナイフ」を手に入れたのです。

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高校の部活は登山部だった。

確かな記憶ではないが、高校当時、当時持っていたアウトドア用のフォールディングナイフ(折り畳みナイフ)が、人気の高い「オピネル」であったのだと思う。

 

コンパクトなナイフということで買った記憶なのだが、大学卒業後も引っ越しのたびに久々にこんにちはして見つかって「あぁ高校の時に買ったっけな」くらいに思って、またダンボールにしまうを繰り返していた。

 

そして入社し、結婚し、家族が出来て…高校を卒業してからハヤ20数年、最近思う。

 

 

 

「あのナイフ(オピネル)どこ行った?」

 

 

ナイフが見つからないという恐ろしい発言である。キットカット廃棄したのだろう。

無いと気付いて探したものの、ありそうなところからは出てこない。

自宅を新築し、かなり断捨離を進めた際に廃棄したのだと思う。

 

 

高校当時はナイフなんぞには興味もなく、オピネルなんて名前も知らないし、ただただ実用性を求めて購入したものだが、今ネットなんかでオピネルを見ると、当時持っていたソレと全く同じ種類のナイフなのだ。

そのため、確かな記憶ではないが、ということである。

模倣品だったかも知れない。

 

ナイフがない時間が何年も過ぎて、とある日に渓流釣りに行くと、そこにサバイバルナイフが落ちていた。

巷で言うところの「バタフライナイフ」ってやつだ。

 

これだ。

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いただきます。

ちょっと背景がいただけないのだが、時代を記録するのもこのブログの使命だ。

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龍のデザインがワルっぽい。

メイド イン ジャパンだし、刃の素材は川や海で使えるステンレススチールだ。

ちっとはサビているが、拾ったモノ。ワガママは言いません。

 

このバタフライナイフは、これまでは海釣りで釣り上げた魚をその場で〆るのに重宝していた。

 

しかし先日、次男と釣りに行き、釣ったウミタナゴをおろして天丼にしたのだが、このバタフライナイフでは魚を捌くにはめちゃくちゃ扱い辛く、身がぐちゃぐちゃになってしまった。

日帰りキャンプ(姉吉キャンプ場で半自給自足) - ものぐさ次郎のDIYと熱帯魚

 

また、最近では魚を捌くとキッチンを汚すので、家の外でやるように指示を受けている。

 

先日のカレイも家の外で5枚おろしにしたが、そのときもバタフライナイフで捌いてみた。

カレイの身がしっかりしていたので惨劇は免れたが、やはり刃が短いと辛い。

吉里吉里漁港でファミリーフィッシング - ものぐさ次郎のDIYと熱帯魚

 

そもそもまともな砥石がないから斬れ味が悪いという前提がある。

加えて、刃渡りが10センチに満たず、そこそこの魚になると背骨まで刃が届かないため、何度も切れ目を入れる必要があり、結果身をぐちゃぐちゃにしてしまうのだ。

 

魚を捌くのには間違いなく包丁が一番良いと思うが、釣りやキャンプをするのに、わざわざ家の包丁を持ち出しするものなんかアレだし、シース(サヤ)が付いていないと危なくてなんかアレだ。

そして包丁を持ち歩くこと自体、気分的にもなんかアレなのだ。

 

そのため、この度2本目のナイフとして購入に踏み込んだ。

主に魚を〆たり捌く用に必要な、私なりの条件は以下の通り。

・刃は錆びにくいステンレススチール(必須)

・刃渡りは魚を捌き易い10センチ以上(希望)

・刃の厚さは調理に向いた薄め(希望)

・名の知れたメーカー品(希望)

・安い(死守)

ということでコスパに優れたナイフを、ググったり、ヤフったりし、辿り着いたのが「モーラナイフ」であった。

モーラナイフには種類が多数あり、刃厚3.2ミリでバトニングでの薪作りに向いた「ヘビーデューティー」や、マルチに使える「コンパニオン」が絶大なる人気のようだ。

しかし刃渡りが短い。惜しい。

さらに探してみると、見つかりましたよ。

その名も「モーラナイフ748MG」

ちなみに、なんでMGというのかは知りません。

そして、なんで748というのかも知りません。

この748MG、刃渡り14.8センチとお魚さんを3枚にするために作られたような仕様。実に料理向きだ。

モーラナイフに共通して言えることで、滑りにくいラバーグリップ。確かにラバーはチープ感は出てしまうが、安全性を優先すれバー、ラバーはベター。

しかも価格は3,400円程度とお手頃。

グリップを含めると全長27センチと大きいためか、モーラシリーズの中では人気はあまり無いようだ。

小型軽量化が進むこの時代に逆行するスタイル。

なんかイイね👍

デカ過ぎて扱い辛かったら、小さめのコンパニオンをまた買えば良い。コンパニオンで2,000円程度とモーラシリーズは神コスパだ。

 

キッチンの包丁の切れ味もアレなので、合わせて砥石を購入。

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キングの砥石、1000番。

 

これで鬼に金棒であろう。

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