梅雨の合間の釣り。
連日雨降りだし、昨日も雨が降った。
激流濁流で釣りにならないかも知れないが、私は釣りにイク。
前回、魚影の濃かった葛丸渓流へ。
で、結論を申し上げると、
ゲキ渋だった
そして
恐怖だった
帰宅後に即、生還出来たことに感謝して一杯やったくらいだ。
正確には2杯だ。
生きてることに乾杯。
さて何が起こったかは後述しよう。
まず、この日の朝は
寝坊から始まる
子供の頃は翌日が釣りだと興奮して眠れなかったが、この歳になると
グゥグゥ寝る
慌ててチョビ丸の散歩をし、子供に餌を与えてから出発。
時刻は6時過ぎ。
外は霧雨、葛丸渓流へレッツゴー。
葛丸ダム
現場に到着。
画像だと分かりにくいが、水量は前回の2倍、ササ濁りもあり、投げたミノーが目視出来ない。
辛い時間が過ぎていく。
釣れん、追わん、釣りにならない。
アタリが来る。
バラす。
チェイスがある。
バラす。
頑張って頑張って、よーやく釣れたのがコレ。
ランディングネットの網目からすり抜けそうなチビヤマメ。
でもお魚触れてホッとした。
上流の方が水量が安定してくるのだが、大きな岩の連続になって、ルアーよりもチョウチン釣りに向いている渓相だ。
なので諦めて違う川に向かう。
葛丸ダムは山王海ダムと繋がっている。
山王海ダムの支流を目指すことにした。
ここから恐怖が始まる
葛丸ダムから山王海ダムまでは約20キロ。
結構ある。
しかも山道、砂利道だ。
ハッ‼️
イノシシだっ!
成獣×1匹、ウリボーが7,8匹いただろうか。
何がすごいって、岩手には最近までイノシシは居なかった。
ここまで北上していることに驚くと同時に、生まれて初めてみた野生のイノシシ。
とにかく怖い
進もう。
約半分を着たあたり。
また出たイノシシ。
しかも成獣×3匹、ウリボーたくさん。
今度は一匹の成獣がこちらに威嚇してくるではないか!
これは怖い。
車に乗ってても怖い!!
なんとかかんとか山王海ダムに到着。
よくわからん小さな川で2,3回チェイスがあるもヒットせず。
場所を変えてダムに流れ込む滝名川とかいう川で竿を出す。
晴れてきた。
この川、岩盤状の地形でお魚がいるのかよく分からん。
お魚が隠れるところないじゃん。
でもなんとか釣り上げた。
全くチェイスしない(というか、ササ濁りでミノーの位置がわからない)ので、納竿とした。
車で帰る途中、今度は
デッかいクマ
こえぇ…。
さてさて、生き物の恐怖のほか、こんな不思議な体験も。
山王海ダム周辺、不思議なことだらけだ。
ナビを見てもらいたい。
そんなところは走っていない
アレも不思議だった。
橋を渡って左手に沢を見つつ、入渓する。
なかなか沢まで辿りつかないと悩んでいたら、右手にその沢が出現した。
これはおかしい。
また入渓しようと車を道端に留め、身支度をしていると、老夫婦が乗った車が目の前に止まる。
夫婦は窓を開けて、私に向かって「道がわからない。〇〇まで帰りたい」というのだ。
この道、一本道だ。ナビの具合といい、沢の方向といい、この辺はミステリースポットだ。
家に帰るには
こんな怖いトンネルも通る。
帰り際、ダムの正しい入り口をみた。
裏から来たんだね。