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マイカー買替え日記(その2)

買替えを検討されてしまっている三菱デリカD5であるが、ハスラー購入まではメインカーとして第一線で活躍してくれた。 

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2010年当時、宮城県大崎市で勤務しており、その時乗っていたホンダ「ストリーム」の買替えとしてその地で購入した新車であった。ザックリ300万円。

「デリカ」

「デリバリーカー」から文字って付けられた車というだけあって、積載や車内空間の快適性ともに申し分ない。その後、岩手県内に新築し、市内のアパートから新居に引っ越す際、引越業者を利用せずに何度も行き来して家財道具を運び切れた。デリカに感謝、デリ感である。

あとデザインも相当好きだ。ゴツゴツしたああいう無骨なフォルムの車に魅力を感じる。

 


ただここでもケチって2WDにしたのが失敗だった。確かに宮城は岩手ほど雪は積もらず、雪掻きもほとんど要らないレベル。

ディーラーも「ここに住んでる限りは2WDで充分」とのことだった。

「ここに住んでる限り」

転勤業だし考えたら分かる事なのだが、耳に入ってこなかったんだよなぁ。

その後岩手に戻って走ったらお尻振って滑って仕方がない。冬期は怖くて乗れたもんじゃない。

あと不満が燃費の悪さだ。いつもガソリンスタンドにお出掛けしている気分になる。コンビニ感覚でガソリンスタンドを探す気分である。

その後のモデルチェンジで燃費がかなり向上したと聞く。今から購入を考えている方は心配しなくてよいと思う。

最後にランニングコスト。税金、車検、部品交換などは当たり前だが軽自動車の比にならないくらい高い。

 


ただデリカ、購入した翌年に発生した忌まわしき東日本大震災では心の支えとなる。居住地区は最大震度7を記録した隣地。

住んでたアパートの倒壊は免れたものの、激震によって住める状態ではなく、短期間であるが体育館での避難所生活となった。

 


そんなとき、デリカ内に逃げ込み、エアコンで冷えたカラダを温め、ナビテレビで情報を収集する。窮屈な車内空間だったらストレスも溜まっていたことであろう。次男はまだオムツだったが、広いデリカならオムツ換えも楽チンチン(男の子だけに)であった。前の車ストリームでのオムツ替えだったら、多分ウンコが手についてた。

 

 


時が経過しハスラーがメインカーとなったここ数年、デリカの出場機会は現役引退が近づくピンチヒッターのように一つまた一つと減り、キャンプなど荷物を載せる際や、ゴミ焼却施設に大型の不要物を持ち込むとき、また私が釣りに行くときくらいしか乗らなくなってしまった。走ってもないのに「ランニング」コストのダダ漏れとは皮肉なものである。

 デリカ自体に事故歴なく、十年で約9万キロの走行。売ればいくらになることやら…。期待は出来ないが、買替え金の少しでも足しになってもらいたい。

 

んでもって買取査定。

来たのはガリバー。

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2WDという弱みがあり買取金額は期待薄である。特にも東北の買取店で売るとなるとさらに弱い。

しかし世界的な販売網を有しているガリバーであれば、地域を飛び越えた需要があるものと睨んだ。買取査定額はいかに?

 

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