ここ岩手は県土が広く、マイカーがないと生活は厳しい。現在の我が家のサブカー、三菱デリカD5からの買替えを検討中。
いつ実現するか未定だが、買替え完了までを記して行きたい。
さて肥満度では、本県は全国ワーストらしい。
どこに行くでも車に乗り、自ら歩いたり自転車を使ってカラダを動かす機会が減るのだ。ぽっちゃり県民岩手県。
かく言う私もワガママボディ。
自分が子供の頃は、渓流釣りへ自転車で往復4時間以上かけて行ったり、
そもそも毎日実家から高校まで5キロ以上のアップダウン、豪雪時以外は基本自転車で頑張ったものだ。
しかし今この時代、親は老体、子には過保護で、その子は軟弱だ。
でもいいと思う、最も長生きするのはBMI25〜30みたいだし。
岩手の新たなキャッチコピー
「ワガママボディで長寿の旅へ、IWATE」
「そうだ!京都へ行こう」みたくJRさん使ってくれないかな…。
それはそうと、当地では車は不可欠、自宅に2台以上保有する世帯も少なくない。
我が家でも6年程前、私の単身赴任をきっかけに2台持ちになった。
単身赴任を機にこしらえたのが中古の軽、ダイハツ「ミラ」のシャンパンゴールド色。
金をかけたくなかったし、異動の内示から転勤まで2週間しかなく、自動車整備工場に頼んでオークションで落としてもらったもの。
複数の車から選ぶ、みたいな選択の余地は時間的に許されず、最初にヒットしたソレをさっさと買ったのだ。購入金額48万円、絶妙な微妙色、新車なら100%買わないであろう高齢者が好みそうなシャンパンゴールドだったが、贅沢は言えなかった。
自宅から車で約2時間、三陸沿岸での単身赴任だったが、週末は内陸にある新築の我が家に早く帰りたいとの想いから少々アクセルを踏み過ぎる傾向にあり、よって3年間の行き来で2度鹿にぶつかった。
2回目の衝突では、夜(外灯もないのでホント真っ暗)走行中、道の真ん中に立派なツノを持つ雄鹿が道路の中央に!
「🦌⁉️⁉️ゔぉぉぉ‼️」
急ブレーキも間に合わず、フロントから鹿のお尻に衝突。鹿は10メートル以上も吹っ飛んだものの、スクッと立ち上がり、道脇の草をムシャムシャ食べていた。
自然生物はたくましい。
人間で言うところの軽い打撲、ぐらいになんだろうな。
一方ミラは走行は可能であったが、フロントは凹み、ダイハツの「D」の字に、鹿のケツ毛がモッサリモッコリ挟まっていた。修理代として請求されたのが
約50万円!
修理代50万円>購入時48万円
ハイ、購入時より高額。
だが、車両保険に動物との衝突も付保されるワイド保険に入っていたため、免責5万円で済んだ。保険は大事だとしみじみ思った。
車に刺さった鹿のケツ毛を脱毛処理してもらい修復に至ったが、単身赴任も終了し、新築に家族と住むようになってから、このミラに限界が来てると判断、今のメインカーであるスズキのハスラーに買替えしたのだ。
ハスラーの小気味良い動きと燃費の良さを気に入り、サブカーからメインカーに一気に昇格したのであった。今の軽自動車はいい、そりゃ買われる筈だ。
マイカー買替え日記(その2) - ものぐさ次郎のDIYと熱帯魚